宝彩瞑想会|中野支部

瞑想の基本から、その奥まで。

第010回 中野支部Zoom瞑想会レポート

4月24日(日)の午後、中野支部Zoom瞑想会を開催しました。今回の参加者はYZOさん。前回のリアル中野支部瞑想会に引き続いてのご参加です。瞑想は3本でした。

1本瞑想したあと、心のシステム図を使って下記の説明を行いました。

認識するとはどういうことか

瞑想の第一段階で行うこと

雑念の棚上げとは何をしているのか

過去情報にアクセスするとはどういうことか

プログラムと封印した記憶の関係

また、プログラムの外し方についての質問があり、下記の3つのやり方をご紹介しました。

疑問符方式:日中にたくさん疑問符をつける

理詰め方式:理詰めでプログラム生成の原因を探る

再体験方式:瞑想による再体験

僕の「おから」に関するプログラム解除の経験も話しました。
ただ、深い瞑想に慣れてない状態だと、瞑想で直接プログラム解除を狙ってやるのは難しい。嫌いなものや怖いものを呼び水にしても、おそらくうまくいかない。呼び水は、まずは楽しいものから。
それよりも「なんでこんなプログラムが動くのか?」「なんでこんなプログラムを持っているんだろう?」と日中にたくさんクエスチョンを積みあげていく。
そうすると、そのプログラムの元になった出来事を夢に見たり、瞑想で思い出したりして、そのプログラムは外れる。あるいは、自分でもいつ外れたか気づかないうちにプログラムが動かなくなっているということもある。
いずれにしても、手始めとしては「疑問符方式」がおすすめです、といった話をしました。

今回の呼び水のテーマは「学校」。そのあとの瞑想では、YZOさんは学校にあった日時計を思い出したそうです。
おかげさまで楽しく有意義な瞑想会でした。

YZOさんから感想メールをいただきましたのでご紹介します。

チバ さま

昨日はどうもありがとうございました。

Zoomによる瞑想会は自宅に居ながら、ほぼリアルでの瞑想会と同じ環境で瞑想ができるのでとても手軽で便利で良かったです。

宝彩さんの書籍のご紹介もありがとうございます。
Amazonのレビューなどを見ると宝彩さんの本は、市販されているものより、kindle専門のもののほうがより専門的で本格的な瞑想の体験談が書かれていて良さそうに感じますね。

ご紹介していただいた本も時間を見つけて読んでみたいと思います。

YZO

宝彩瞑想リーダー:チバ

4月の中野支部瞑想会レポート|108

4月3日(日)の午後、中野支部瞑想会を開催しました。参加者は、一時期瞑想から離れていて、また瞑想を再開したというYZOさん。以前瞑想会に参加したこともあったそうで、瞑想自体には慣れていらっしゃるようでした。

ただ当日瞑想しても、瞑想会の前にやったゲームの残像が延々と出てきたとのこと。そこで、瞑想のニュートン算を使って、
「瞑想で早く雑念を片付けようとするなら、まずはS(ストック:その日の思考の種・現在情報)を小さくした方がいいですよ、ゲームは──特にスピードが早くて情報量の多いゲームはそれだけSが大きくなります」と自分の経験を踏まえてお話ししました。

参照:瞑想のニュートン算

また、瞑想が深くなってくると、イメージとかの雑念に引っ張られて、棚上げが難しい感じになってくるとのこと。
詳しく聞いてみると、『瞑想の真髄のサマリー』の「06. 片づけてゆくと情報は、大きなものから、次第に小さなものになる。 終わりの頃は、言葉の断片や、イメージの断片になる。」に近い状態のようでした。
そのあたりの雑念は頑張って棚上げしようとしなくても、映像は次々と変わったり消えたりしていくので、無理に消そうとしないで放っておけばいい、ただし眠らないように、といったお話をしました。

参考:瞑想の真髄のサマリー

瞑想する時間帯についての質問もありましたが、「基本的に瞑想はいつやってもOKです。自分の生活リズムに合わせて工夫しながらやるといいですよ。ちゃんと瞑想ができているかどうかは、瞑想後に頭がすっきりしたとかの実感があるのなら、できているということでしょう。そういったご自分の感覚は信頼した方がいいですよ」と。

その他、愛と欲の8要素表、現在情報と過去情報の違い、瞑想で過去を思い出す意義など。それから、身近に苦手な人がいるのは自分のプログラムに気づいて解消できるチャンスです、といった話題がありました。

呼び水は「子どもの頃好きだった遊び」。おかげさまで盛りだくさんの充実した瞑想会でした。

YZOさんから感想メールをいただきましたのでご紹介します。

先日は支部瞑想会ありがとうございました。
10年以上ぶりの瞑想会でしたが、集中して瞑想することができたので、終わった後、頭がとてもスッキリしており、その状態は現在でも続いています。

参加前に数時間くらいゲームをやっていたのですが、最初の瞑想ではその残像がかなりちらついて集中もしにくい感じでした。それが回数を重ねることで、徐々に薄れていき、最後の瞑想ではすっかり消えていたので、とても有意義な時間を過ごせました。やはり、自宅でひとりで瞑想をするより、瞑想会に参加するほうが瞑想の充実度合いは数段高いです。

自分は呼び水を使った瞑想に苦手意識があり、家ではほとんどやりません。今回の瞑想会で久しぶりにやってみて、呼び水で連想した内容に関連する映像が出てくるなど、少し手ごたえが得られたので、少しずつやってみたいと思っています。

また、タイミングが合いましたらよろしくお願いします。

宝彩瞑想リーダー:チバ

第009回 中野支部Zoom瞑想会レポート

3月13日(日)の午後、中野支部Zoom瞑想会を開催しました。今回の参加者は2名。穏やかでアットホームな瞑想会となりました。
瞑想は3本。呼び水は「遠足など春のイベント」。

1本目の瞑想のあと、雑念ばかりでてきてあまりいい瞑想にならなかったという感想がありました。そこで「心のシステム図」を使って、下記のような説明をしました。

参考:心のシステム図

瞑想中にたくさん雑念が出てくるのはいいことです。
マインドのテーブル上には、その日見て聞いて考えたことのデータがたくさんたまっています。瞑想してマントラを唱えていると、いつのまにかマントラを忘れて、そのマインドのテーブルのデータが出てきます。いわゆる雑念ですね。
その雑念に気づいて、棚上げすることが瞑想の第一段階での作業です。その作業を進めていくと、マインドのテーブルは少しずつ片付いていき最終的には何もデータがなくなります。

そこまでが瞑想の第一段階であり、そこから先が瞑想の第二段階です。
なので、何かひとつのテーマで思考を追いかけたり連想を広げていては瞑想になりませんが、新しい雑念が次々出てくるというのは、マインドのテーブルの上がどんどん片付いているということです。

その雑念が次々出てきている状態の最中には、瞑想が進んでいるという実感はないかもしれませんが、瞑想が終わった後に始める前の状態と比べてみるといいでしょう。棚上げが進んでいると、アタマが軽くなったとか気分が落ち着いたといった変化を感じられます。
そういった変化をしっかり感じて、瞑想するのは自分にとっていいことだとマインドに教える。そうやって瞑想を楽しみながら続けていると、そのうち「瞑想が深くなる」のも体験できるようになるでしょう。

また、大きな懸案事項は、書いてアタマの外に出すといいとアドバイスしました。
これは気になっていることについて考えていることを、評価判定はなしで、どんどん書き出す。その後、マインドがまたそのことを考えようと思い出したら、すかさず「それは、あそこに書いてあるから大丈夫。もう持ってこなくていいよ」と棚上げする方法です。
書き出すだけで、けっこうすっきりしますよ、と。

あと、「自分へのダメ出しが激しい」ということに関して。
マインドは問題点ばかり注目して、OKな部分は無視しがちです。何か自分の問題を発見して、それを解消することがマインドの使命だから。
そのベクトルが自分に向かえば、それは向上心となります。その向上心自体はありがたいことですが、それが行き過ぎると苦しくなります。
その問題ばかりに注目する、偏った物の見方を修正しましょう。できてないことより、できていることの方がはるかに多いはずですよね。
具体的な方法としては、「アタマが何かひとつダメ出ししたら、自分ができていることを10個挙げましょう」といったお話をしました。

参加されたお二人から感想メールをいただきましたのでご紹介します。

初めての参加でしたが、チバさんの「いらっしゃい」や、AHさんの雰囲気が温かく、緊張がほぐれました。
落ち着いてたっぷり瞑想ができました。

解説の時間では、大きな進歩がありました。
以前、宝彩Zoom瞑想会に初めて参加したとき、「瞑想で思考がたくさん出てくるのは良いこと」というお話が理解できずにいました。
しかし、「瞑想で思考がたくさん出てくるのは棚上げできているということだから良い瞑想で、1つのことをずっと考えるのは思考を棚上げできていない状態」という意味を体感して、理解できました。
このような形で、瞑想や、瞑想に関する考え方を個人に合わせて教えていただけたのが、とてもありがたかったです。

また、日曜講座の内容を掘り下げたり、アットホームな雰囲気の中で、近況や現在抱えてる悩みをお話できました。特に、最近ずっと止まらない出所の分からない「そわそわ」の正体が見えたような気がしました。「外に出すと良い」というアドバイスをもとにやってみます、まずは1週間!!

またアフターも非常に楽しかったです。自分のリアルで所属してるコミュニティ以外の居場所がある安心感も感じました。
家にいるままでこのような会に参加できるのは本当に嬉しいです。

CH

呼び水「春の遠足」
300円縛りだったかな。。。持参するおやつを買いに行くのがとても楽しかった、駄菓子、川沿いで食べたお弁当、服装はオーバーオールで統一しようと仲良し女子で決めたこと、お弁当の匂い、当日のバスに乗るとき、とにかく結構出てきました。
過去に行く瞑想は楽しいです。心が落ち着かないときも、むりくり、過去に行ってしまうと、瞑想から出た時、気分が良くなっている事もあれば大成功!先日の瞑想会ではラスト1本がとても深くて良い瞑想でした。

心のシステム図の話
たまに、図で頭の様子を見直すと、科学的な事なんだなぁと再認識できます。
日々、嫌な感情を変える事に傾注する修行になっているので、時々、このようにシステム図でおさらいするのは私にとってありだなと思いました。
あとは、システム図に沿って動いているのだなと思うだけでも、マインドの暴走が止まる予感がします。

CHさんの日々の修行の話をお伺いして
CHさんの具体的な話をお伺いして、人のマインドの動きを聞いて、とても客観的にマインド(自分の)を捉える事ができました。一緒に頑張ろっ!ってとても感じました。
修行の仲間の、具体的なマインドの動きについて、お互い聞いたり、語ったりがとても楽しかったです。

AH

宝彩瞑想リーダー:チバ

REPORT LIST